Wordで文書を開いたら文字が読めない記号になった、漢字が別の文字に変わった、文字が□で表示されるときは、ファイル形式・文字コード・フォントなどが原因として考えられます。
まずは元のファイルを残したまま、開き直しや表示の確認から進めます。設定変更やOfficeの修復は、簡単な確認で直らない場合だけ行ってください。
まず確認すること
- 元ファイルをコピーし、コピー側で操作する
- Wordをいったん終了してから、もう一度ファイルを開く
- 新規の空白文書では正常に日本語を入力・表示できるか確認する
- ファイル名の末尾が
.docx、.doc、.txtなど何になっているか確認する - メール添付や共有フォルダー上のファイルなら、PC内にコピーしてから開く
すぐわかる答え
.txt などのテキストファイルだけが文字化けする場合は文字コードの選択違い、□だけが出る場合はフォント不足や文書側のフォント指定が有力です。特定のWord文書だけで起きる場合は、そのファイルの作成元や保存状態も確認します。
考えられる原因
- テキストファイルを異なる文字コードで開いている
- 文書で使われているフォントがPCに入っていない
- 拡張子と実際のファイル形式が合っていない
- メールやダウンロードの途中でファイルが正しく保存されていない
- WordのアドインやOfficeの動作不良が表示に影響している
対処法1: 別名のコピーで開き直す
まず元ファイルを上書きしないことが大切です。共有中の文書は、権限や同期の影響を受けることもあります。
- ファイルを右クリックし、コピーを作成します。
- コピーしたファイルをデスクトップなどPC内の場所へ置きます。
- Wordを終了し、コピーしたファイルを開きます。
- 正常に読める場合は、共有先の保存状態やダウンロード状況を確認します。
対処法2: テキストファイルは文字コードを選び直す
.txt、.csv、メール本文を保存したファイルなどで文字化けする場合に有効です。Wordで開く際に変換の画面が出たら、文字コードを変更して読み直します。
- 文字化けしたファイルを閉じます。
- Wordの「開く」から対象ファイルを選びます。
- 文字コードを選ぶ画面が表示されたら、日本語として読める候補を選んで内容を確認します。
- 読める状態になったら、必要に応じて
.docx形式で別名保存します。
選択画面が出ない場合は、ファイルを作成した人や配布元に、元の文字コードやWord形式で再送できるか確認してください。
対処法3: □で表示される文字はフォントを確認する
文字の位置はあるのに□や空白になる場合、特殊な文字用のフォントがないことがあります。別のPCで作成された資料や、外字を含む文書で起こりやすい症状です。
- 文字化けしている箇所を選択します。
- Wordのフォント名を、一般的な日本語フォントへ一時的に変更します。
- 表示が戻るか確認します。
- 戻らない場合は、作成者に使用フォントを確認し、PDFで受け取れるか相談します。
元の見た目を保ちたい文書では、勝手にフォントを置き換えて保存しないでください。
対処法4: Wordの影響かファイルの影響かを切り分ける
複数の文書で同じように文字化けする場合は、Word本体の設定やアドインが関係することがあります。
- 新規の空白文書に日本語を入力し、正常に表示されるか確認します。
- Wordをセーフモードで起動できる場合は、アドインを読み込まない状態で同じファイルを開きます。
- セーフモードでは正常なら、最近追加したアドインを一つずつ無効にして確認します。
注意: アドインをまとめて削除したり、Officeを修復したりすると、会社指定の機能が使えなくなる場合があります。業務用PCでは先に管理者へ確認してください。
解決しない場合
コピーしたファイルでも開けない、内容が途中から欠ける、他のPCでも同じように読めない場合は、元ファイル自体の保存状態に問題がある可能性があります。作成者や送信者に元データの再送を依頼してください。
会社・学校のPCでは、フォントやOfficeの設定が管理されていることがあります。Officeの修復や再インストールは自分で行わず、管理者またはサポート窓口へ相談しましょう。修復前には必要な文書を別の場所へバックアップします。
FAQ
Wordで文字化けした文書を保存しても大丈夫ですか?
元ファイルへの上書きは避けてください。読めない状態で保存すると、復元しにくくなることがあります。必ずコピーしたファイルで試します。
他の人のPCでは読めるのに自分のPCだけ□になるのはなぜですか?
その文書で使われているフォントがPCにない可能性があります。作成者にフォント名を確認するか、PDF版を受け取る方法が安全です。