Excelで数字や「1-2」のような文字を入力したら日付になった、日付の表示が別の形に変わった、CSVを開くと日付が勝手に変わることがあります。
多くはセルの表示形式やExcelの自動判定が原因です。まず元のファイルを残し、確認しやすい項目から順に試してください。
まず確認すること
- 作業前にファイルを別名で保存し、元のファイルを残す
- 問題のセルを選び、数式バーに表示される内容を確認する
- 同じ内容を新しい空白ブックに入力して、同じ現象になるか試す
- セルの表示形式が「日付」になっていないか確認する
- CSVの場合は、ダブルクリックで開いたかどうかを確認する
すぐわかる答え
入力した内容そのものが変わったように見えても、実際はExcelが日付として認識したり、日付用の表示形式を付けたりしている場合が多くあります。セルの形式を確認し、CSVはインポートで開くのが基本です。
考えられる原因
- 「1-2」「3/4」などをExcelが日付として自動認識した
- セルや列に日付の表示形式が設定されている
- 前の行や列の書式を引き継いで入力されている
- 数式の結果が日付の連番として表示されている
- CSVを直接開いたため、列のデータ型が自動判定された
対処法1: セルの中身と表示形式を確認する
日付に見えても、値は数字のままで表示だけが変わっていることがあります。
- 問題のセルを選びます。
- 数式バーを見て、入力した文字や数字が残っているか確認します。
- セルを右クリックして「セルの書式設定」を開きます。
- 「表示形式」で「日付」以外になっているか確認します。数字なら「標準」または「数値」、文字として扱いたい場合は「文字列」を選びます。
表示形式を変えても元の文字列に戻らない場合は、入力時点で日付へ変換されている可能性があります。
対処法2: 日付にしたくない値は文字列として入力する
型番、月日ではない「1-2」、先頭に0が付く番号などは、入力前に文字列として指定すると安全です。
- 入力する列またはセルを選びます。
- 「セルの書式設定」から表示形式を「文字列」に変更します。
- その後で値を入力し直します。
1件だけ入力する場合は、先頭に半角のアポストロフィーを付けて'1-2のように入力する方法もあります。アポストロフィー自体は通常表示されません。
対処法3: 数式で日付表示になっていないか確認する
数式の計算結果が「45200」などの日付連番になり、セルの日付書式によって日付として表示されることがあります。
- セルを選び、数式バーの先頭に
=があるか確認します。 - 数式がある場合は、計算結果を数値として見たいのか、日付として見たいのかを確認します。
- 数値として表示したい場合は、対処法1の手順で表示形式を「標準」または「数値」にします。
数式そのものを消すと計算結果が失われることがあるため、内容が分からない場合は数式を編集・削除しないでください。
対処法4: CSVは直接開かずに取り込む
CSVをダブルクリックして開くと、Excelが列ごとに日付や数値を自動判定します。コードや識別番号が変わる場合は、取り込み時に列の種類を指定します。
- 新しいExcelブックを開きます。
- 「データ」タブからテキストまたはCSVの取り込みを選びます。
- CSVファイルを指定し、読み込み前の画面で対象列を確認します。
- 日付に変えたくない列は、データ型を「テキスト」にしてから読み込みます。
すでに直接開いて上書き保存したCSVは、元の表記に戻せないことがあります。元のCSV、メール添付、バックアップが残っていないか先に確認してください。
解決しない場合
新しいブックでも同じ入力が意図しない日付になる場合は、入力方法や表示形式の見直しで対応できることがほとんどです。一方、共有ファイルだけで起こる、書式を変えても保存後に戻る、会社や学校の管理PCで設定変更が制限される場合は、共同編集者や管理者に確認してください。
重要なCSVや帳票は、編集したファイルを上書きせず、元データを保管してから作業します。ファイルが開けない、保存時にエラーが出る場合は、Officeの修復などを行う前にコピーを作成し、サポート窓口へ相談するのが安全です。
FAQ
「1-2」が日付になるのを止められますか?
入力前にセルを「文字列」形式にするか、先頭にアポストロフィーを付けて入力します。すでに日付になったセルは、文字列形式に変更してから入力し直します。
日付の表示を「2024/01/02」から変えたいです
セルを選び、「セルの書式設定」の「表示形式」から日付の種類を選びます。値を変えずに、表示だけを「2024年1月2日」などへ変更できます。