Excelでリンクした画像が表示されない、赤いバツ印が出る、または画像が更新されない場合は、画像の元ファイルが見つからないか、Excelの表示設定が影響している可能性があります。
まずは元のファイルや保存場所を確認し、次にリンクの更新や表示設定を確認します。設定変更や修復は、最後の手段として進めてください。
まず確認すること
- ブックを別名でコピー保存し、元ファイルを上書きしないようにする
- Excelをいったん閉じ、ブックを開き直す
- 画像の元になったファイルやブックを移動・名前変更していないか確認する
- 画像が別のパソコン、共有フォルダー、USBメモリ上にある場合は接続できるか確認する
- 新しい空白ブックに画像を挿入し、画像そのものが表示できるか確認する
すぐわかる答え
リンク画像が表示されないときは、元画像または参照先のブックの場所が変わったケースが多くあります。赤いバツ印が出る場合も、まず参照先にアクセスできるかを確認するのが近道です。
考えられる原因
- 元画像や参照元のExcelファイルが移動、削除、改名されている
- 共有フォルダーやUSBメモリなど、参照先に現在アクセスできない
- ブックを開いたときに外部リンクの更新を行っていない
- Excelでオブジェクトや画像を表示しない設定になっている
- シート上で画像が非表示になっている、または別の図形の背面にある
対処法1: 元ファイルの場所を確認する
リンク画像は、Excelファイルの中ではなく別の場所にある画像やブックを参照していることがあります。元の場所が変わると表示できません。
- 画像を作成したときに使ったフォルダーを開きます。
- 元画像や参照元のブックが存在するか確認します。
- ファイル名やフォルダー名を変更していた場合は、元の場所へ戻すか、リンクを作り直します。
- 共有フォルダーの場合は、そのフォルダーを開けるか確認します。
対処法2: 外部リンクを更新する
外部のブックを参照したリンク画像では、リンク更新が保留されていることがあります。
- ブックを開いたときにリンク更新の確認が出た場合は、参照先が信頼できることを確認してから更新します。
- Excelの「データ」タブにあるリンク関連の項目を開き、参照先の状態を確認します。
- 参照先が見つからない表示なら、正しいファイルを指定するか、画像を挿入し直します。
心当たりのない外部ファイルには接続しないでください。社内ファイルの場合は、参照先を変更する前に作成者へ確認すると安全です。
対処法3: 画像・オブジェクトの表示設定を確認する
画像ファイルに問題がなくても、Excel側でオブジェクトを表示しない設定になっていると、画像が見えないことがあります。
- 「ファイル」から「オプション」を開きます。
- 詳細設定の表示に関する項目を確認します。
- オブジェクトの表示方法が「すべて」または画像を表示する設定になっているか確認します。
- 設定後にブックを閉じて開き直します。
また、シート上の画像が隠れている場合は、「ホーム」タブの検索と選択から選択ウィンドウを開き、画像が非表示になっていないか確認します。
対処法4: 別のファイルで再作成する
特定のブックだけで画像が表示されない場合は、リンク情報やブックの保存状態に問題があることがあります。
- 元ブックをコピーしたファイルを使います。
- 新しいExcelブックを作成します。
- 元画像を新しいブックへ挿入し、必要ならリンク画像を作り直します。
- 新しいブックで正常なら、元ブックでは画像を再挿入する方法が安全です。
Officeの修復やアドインの無効化は、ほかの機能にも影響することがあります。ここまでで改善しない場合に限り、作業中のファイルをバックアップしてから検討してください。
解決しない場合
職場や学校のパソコンで共有フォルダー内の画像が表示されない場合は、アクセス権やネットワーク上の保存場所が関係していることがあります。自分で権限を変更せず、管理者またはファイル管理者に確認してください。
複数のブックで同じ症状が続く場合は、ExcelやOfficeの修復が必要なこともあります。修復前にはブックをバックアップし、メーカーや社内サポート窓口へ相談してください。
FAQ
赤いバツ印が出る画像は削除されたのでしょうか?
削除とは限りません。元画像の場所が変わった、共有フォルダーに接続できない、リンク先を参照できない場合にも赤いバツ印が表示されることがあります。
画像を埋め込めば表示されなくなる問題は防げますか?
画像をブックに埋め込むと、元画像の移動による影響は受けにくくなります。ただし、Excelファイルの容量は大きくなります。