HPノートパソコンにUSB-Cケーブルをつないでも充電できない、バッテリー残量が増えない、または「低速充電」などの表示が出ることがあります。
まずは端子・ケーブル・充電器を安全に確認し、その後に電源の入れ直しや設定の確認へ進みます。異常な熱やにおいがある場合は、操作を続けないでください。
まず確認すること
- 壁のコンセント、電源タップ、ACアダプターの接続が緩んでいないか確認します。
- USB-C端子の周囲に曲がり、ぐらつき、焦げ跡、ほこりの詰まりがないか目で確認します。
- 充電中に本体の充電ランプが点灯・点滅するか確認します。
- バッテリー残量が極端に少ない場合は、電源を切ったまま20~30分ほど接続します。
- 本体や充電器が異常に熱い、膨らみ、焦げたにおい、液体をこぼした跡がある場合は使用を中止します。
すぐわかる答え
HPノートPCのUSB-C端子は、すべてが充電入力に対応しているわけではありません。対応機種でも、充電器の出力不足やUSB-Cケーブルの種類によって充電できないことがよくあります。
考えられる原因
- USB-C端子が映像出力やデータ通信用で、充電入力に対応していない。
- 充電器の出力が不足している、またはUSB PDに対応していない。
- ケーブルが充電用ではない、破損している、必要な電力に対応していない。
- ACアダプター、ケーブル、USB-C端子の接触不良。
- 一時的な電源制御の不具合やバッテリー保護機能が働いている。
対処法1: ACアダプターと充電ランプを確認する
まず、HP付属のACアダプターがある場合はそちらで充電できるか確認します。付属アダプターで充電できるなら、USB-C充電器またはケーブル側の問題が疑われます。
- 電源タップを使っている場合は、壁のコンセントへ直接つなぎます。
- USB-Cコネクタを抜き、向きを変えずに奥まで差し直します。
- 充電ランプや画面上のバッテリー表示を確認します。
- 可能であれば、別の正常なUSB-Cケーブルで試します。
対処法2: USB-C充電に対応した端子と充電器か確認する
USB-C形状でも、充電できる端子とは限りません。本体の端子付近に電源やバッテリーを示すマークがあるか、購入時の案内でUSB-C充電対応が記載されているか確認してください。
スマートフォン用などの小型充電器では、ノートPCに必要な電力が足りないことがあります。充電器の出力が不足すると、充電されない、残量が増えない、使用中だけ減る場合があります。ノートPC向けのUSB PD対応充電器と、十分な電力に対応したケーブルを使用します。
対処法3: 電源を切ってから再接続する
一時的に充電制御が止まっているだけなら、完全に電源を切ることで改善することがあります。
- 作業中のファイルを保存します。
- Windowsを終了して、PCの電源を完全に切ります。
- USB-C充電器と周辺機器をすべて外します。
- 30秒ほど待ってから充電器だけを接続します。
- 数分待ち、充電ランプまたはバッテリー残量を確認します。
対処法4: Windowsのバッテリー表示を確認する
Windows 11では、タスクバーのバッテリーアイコンを選び、「充電中」などの表示があるか確認します。表示が充電中でも残量が増えない場合は、充電器の出力不足やPCの消費電力が大きい可能性があります。
動画編集、ゲーム、外部ディスプレイ接続などを停止し、画面を閉じずに数分待って残量が増えるか確認してください。ドライバーの削除、BIOS更新、バッテリー診断ツールの実行は、設定や動作に影響することがあるため、自己判断で進めずHPサポートへ確認するのが安全です。
解決しない場合
付属ACアダプターでも充電できない、USB-C端子がぐらつく、充電中に異常な発熱・におい・音がある場合は、使用を中止してHPサポートや修理窓口へ相談してください。バッテリーの膨らみや液体による損傷が疑われる場合も同様です。
会社や学校から支給されたPCでは、電源設定やBIOSの変更を行う前に、管理者またはIT担当者へ相談してください。起動できるうちに、必要なデータは外部保存先やクラウドへバックアップしておくと安心です。
FAQ
スマートフォン用のUSB-C充電器でも使えますか?
接続できても出力が足りず、充電できない、または低速充電になることがあります。ノートPCに必要な電力に対応したUSB PD充電器を使ってください。
USB-Cケーブルを替えたら充電できることはありますか?
あります。USB-Cケーブルには対応電力や用途の違いがあり、見た目が同じでもノートPCの充電に適さないものがあります。