ノートパソコンを充電しているときに本体、排気口、ACアダプターが熱いと、不具合や故障ではないか心配になります。軽い発熱は充電や作業の負荷で起こりますが、触れないほど熱い、においがする場合は注意が必要です。
まずは電源まわりと置き場所を安全に確認し、次に負荷や電源設定を見直します。危険な兆候がある場合は、無理に充電を続けないでください。
まず確認すること
- 本体やACアダプターから焦げたにおい、煙、液漏れが出ていないか確認します。
- バッテリーが膨らんでいないか、本体の底面やキーボードが浮いていないか見ます。
- ACアダプター、ケーブル、充電端子に傷、曲がり、ぐらつきがないか確認します。
- 排気口をふさがず、机など平らで硬い場所に置きます。
- 充電ランプの状態とバッテリー残量を確認し、一度再起動します。
すぐわかる答え
充電中はバッテリーとACアダプターが温かくなることがあります。ただし、触り続けられない熱さ、充電できない、電源が落ちる症状がある場合は、使用を止めてメーカーに相談するのが安全です。
考えられる原因
- 充電と動画視聴、ゲーム、会議などを同時に行い、本体に負荷がかかっている。
- 布団、ひざ、ソファなどで使い、吸気口や排気口がふさがれている。
- 高温の室内や直射日光の当たる場所で充電している。
- ACアダプターやケーブルの劣化、規格の合わない充電器の使用。
- バッテリーの劣化や、本体の冷却機能の異常。
対処法1: ACアダプターと充電ランプを確認する
まず、電源が正しく供給されているかを確認します。ノートパソコンの充電中にACアダプターが温かいこと自体は珍しくありませんが、異常な熱さは見逃さないでください。
- 充電ケーブルをコンセント、本体の充電端子に奥まで差し込みます。
- ケーブルが強く曲がっていないか、被覆が破れていないか確認します。
- 本体の充電ランプが点灯または点滅しているか確認します。
- 付属品またはメーカーが案内するACアダプターを使っているか確認します。
端子が熱い、差し込み口がぐらつく、ケーブルに傷がある場合は、抜いて使用を中止してください。
対処法2: 置き場所と排気口を見直す
ノートパソコンの排気口が熱い場合、内部の熱を外へ出している可能性があります。風が出ていても、通気が悪いと熱がこもります。
- パソコンを机の上など、平らで硬い場所へ移動します。
- 底面や側面の吸気口・排気口を紙類や布でふさがないようにします。
- 室温が高い場所や日光の当たる場所から離します。
- 充電中のACアダプターも、布の下や狭いすき間に置かないようにします。
対処法3: 充電中の負荷を減らして再起動する
充電しながら重い作業をすると、バッテリー充電と処理の発熱が重なります。いったん負荷を下げて変化を確認します。
- 動画編集、ゲーム、多数のブラウザータブ、オンライン会議などを終了します。
- 保存中の作業があれば保存します。
- Windowsのスタートメニューから再起動します。
- 再起動後、何も起動しない状態で10分ほど充電し、熱さと充電残量を確認します。
何もしていないのにファンが大きな音を出し続ける、または熱くて充電できない場合は、内部の異常も考えられます。
対処法4: 電源設定を確認する
電源モードが高い性能を優先する設定では、充電中の発熱が増えることがあります。設定変更前に、仕事や学校で管理されているパソコンでは管理者へ確認してください。
- Windowsの設定を開き、電源とバッテリーに関する項目を表示します。
- 電源モードを高パフォーマンス以外に変更できる場合は、バランスを優先する設定にします。
- しばらく充電して、本体の温度と充電状況を確認します。
BIOSやファームウェアの更新、バッテリーの校正は機種ごとに手順が異なります。自己判断で進めず、メーカーの案内を確認してから行ってください。
解決しない場合
バッテリーの膨張、焦げたにおい、煙、異音、液体をこぼした後の発熱、充電端子の破損があるときは、電源を切ってACアダプターを抜き、メーカー修理窓口へ相談してください。冷やすために冷蔵庫へ入れたり、水をかけたりしないでください。
充電しても残量が増えない、突然電源が切れる、熱で操作できない場合も、バッテリーや電源回路の点検が必要なことがあります。大切なデータをバックアップし、会社・学校のパソコンはIT担当者や管理者へ連絡してください。
FAQ
ACアダプターがかなり熱いのは正常ですか?
手で少し触れられる程度の温かさはありますが、持てないほど熱い、においがする、変形している場合は正常とはいえません。使用を中止して相談してください。
充電中だけファンがうるさいのは故障ですか?
充電と同時に作業をするとファンが回りやすくなります。負荷を減らしても音が続く、熱くて充電できない場合はメーカーへの確認をおすすめします。