WordやExcelを開いたときに「この製品のライセンスを確認できませんでした」と表示され、編集や保存ができないことがあります。これはOfficeに登録したアカウントや契約情報を確認できていない状態で起こります。
まずはサインイン中のアカウントや通信を確認し、改善しない場合だけOfficeの更新や修復へ進みます。作業中の文書がある場合は、先に別名で保存できるか確認してください。
まず確認すること
- Officeをいったん終了し、WordまたはExcelを開き直す
- インターネットに接続でき、Webページを開けることを確認する
- Officeに個人用とは別のMicrosoftアカウントでサインインしていないか確認する
- 「ライセンスのない製品」や「サインインが必要です」と表示されていないか確認する
- 会社・学校から支給されたPCでは、勝手にアカウントを切り替えない
すぐわかる答え
多くの場合は、Officeの購入・契約に使ったMicrosoftアカウントでサインインし直すと改善します。会社や学校のOfficeでは、組織側でライセンスが割り当てられているかの確認が必要なこともあります。
考えられる原因
- Officeの契約に登録していないアカウントでサインインしている
- サインイン情報の期限切れや一時的な認証エラーが起きている
- 通信不良によりライセンス確認が完了していない
- Microsoft 365の契約終了、または購入したOfficeの認証未完了
- 会社・学校のライセンス割り当てが変更または解除された
対処法1: Officeでサインイン中のアカウントを確認する
Officeを購入したアカウントと、現在サインインしているアカウントが違うと認証できません。
- WordまたはExcelを開きます。
- [ファイル]から[アカウント]を開きます。
- 表示されているメールアドレスと、Officeの購入や契約に使ったアカウントを確認します。
- 違うアカウントならサインアウトし、正しいアカウントでサインインし直します。
- Officeを閉じてから開き直し、表示が消えたか確認します。
対処法2: 通信と日時を確認してから再起動する
ライセンス確認にはインターネット接続が必要です。VPNや社内ネットワークを使っている場合は、一時的な接続制限が原因になることがあります。
- ブラウザーで通常のWebページを開けるか確認します。
- PCの日付、時刻、タイムゾーンが大きくずれていないか確認します。
- Officeアプリをすべて終了します。
- PCを再起動し、Officeを開き直します。
対処法3: Officeの更新を確認する
Office本体が古い場合、サインインや認証の処理で問題が起きることがあります。
- Officeアプリで[ファイル]から[アカウント]を開きます。
- [更新オプション]が表示される場合は、更新を確認します。
- 更新が終わったらOfficeを再起動します。
会社や学校のPCでは更新が管理されていることがあります。その場合は設定を変更せず、管理者に確認してください。
対処法4: Officeの修復を行う
上記で改善しないときは、Officeの修復を検討します。修復中はOfficeアプリを使えないため、開いている文書を保存してから行ってください。
- Windowsのアプリ一覧からMicrosoft OfficeまたはMicrosoft 365を探します。
- 変更または修復の項目を開きます。
- まずは短時間で終わる修復を実行します。
- 改善しない場合のみ、インターネット接続を使う修復を検討します。
注意: 会社・学校で管理されているPCでは、修復や再インストールを行う前に管理者へ相談してください。
解決しない場合
正しいアカウントでサインインしても認証できない場合は、契約の期限切れ、購入履歴の違い、組織ライセンスの変更などが考えられます。個人で購入したOfficeは購入時のアカウントを確認し、改善しなければ販売元またはMicrosoftのサポート窓口へ相談してください。
会社・学校のPCでは、ライセンスの割り当て確認を管理者へ依頼するのが安全です。再インストールやアカウント削除を繰り返す前に、必要な文書をバックアップしておきましょう。
FAQ
「ライセンスのない製品」と表示されるのは故障ですか?
必ずしも故障ではありません。ライセンス確認やサインインが完了していない状態を示すことが多く、アカウントの確認で直る場合があります。
Officeを買い直す必要はありますか?
すぐに買い直す必要はありません。まず購入時のMicrosoftアカウント、契約状況、会社・学校のライセンス割り当てを確認してください。