Windows 11のノートPCで「低速充電器」の通知が出る、USB-Cでつないでも充電が遅い、またはバッテリー残量が増えない場合は、充電器やケーブルの出力がPCに足りていないことがあります。
まずはコンセントや接続状態などの安全で簡単な確認から始め、必要に応じて充電器の仕様やPC本体の設定を確認します。異常な熱やにおいがあるときは、操作を続けないでください。
まず確認すること
- ACアダプターが壁のコンセントとPCにしっかり接続されているか確認します。
- USB-Cケーブル、端子、充電ポートに曲がり、ぐらつき、焦げ、汚れがないか外観を見ます。
- PCの充電ランプが点灯・点滅しているか、バッテリー残量が少しずつでも増えるか確認します。
- PCや充電器が触れないほど熱い、焦げ臭い、バッテリーが膨らんでいる場合は、すぐに充電を止めてメーカーへ相談します。
すぐわかる答え
低速充電器の通知は、USB-C充電器やケーブルの給電能力がノートPCの必要量より低いときに出やすい通知です。スマートフォン用の小型充電器では、PCを使いながら充電すると残量が増えないことがあります。
考えられる原因
- 充電器の出力がPCの推奨電力より低い。
- USB-Cケーブルが充電用として低出力、または劣化・破損している。
- 充電に対応していないUSB-Cポートへ接続している。
- 動画編集、ゲーム、オンライン会議などでPCの消費電力が大きい。
- 充電器、ケーブル、充電ポート、バッテリーに不具合がある。
対処法1: ACアダプターと充電ランプを確認する
電源タップの不具合や接続の緩みでも、十分な電力が届かないことがあります。
- 電源タップを使っている場合は、可能なら壁のコンセントへ直接つなぎます。
- USB-Cケーブルを一度抜き、PC側と充電器側に奥まで差し込み直します。
- 充電ランプと画面上のバッテリー表示を確認します。
- PCを再起動し、再起動後も通知が出るか確認します。
対処法2: 充電器とUSB-Cケーブルの仕様を見直す
USB-C端子の形が同じでも、充電できる電力は製品ごとに異なります。PCに付属していた充電器、またはPCメーカーが案内する出力以上のUSB-C PD対応充電器を使うのが確実です。
- 充電器本体の表示で、出力が確認できるか見ます。
- PC付属の充電器がある場合は、それに交換して通知が消えるか確認します。
- 別のUSB-Cケーブルを試せる場合は、充電対応で十分な出力に対応したケーブルに交換します。
スマートフォン向け充電器や細い簡易ケーブルでは、PCが起動中に必要な電力をまかなえない場合があります。
対処法3: 充電できるUSB-Cポートか確認する
ノートPCによっては、複数あるUSB-Cポートのうち充電に対応する場所が決まっています。反対側のポートにも差し替え、充電ランプやバッテリー表示の変化を確認してください。
ポートの周辺に充電を示すマークがある場合は、そのポートを優先します。差し込んだときに大きくぐらつく、接続が頻繁に切れる場合は、無理に動かさずメーカーへ相談してください。
対処法4: 使用中の負荷を減らして充電速度を確認する
低出力の充電器では、PCの消費電力が充電量を上回り、接続していても残量が減ることがあります。
- 保存中の作業があれば保存します。
- ゲーム、動画編集、会議アプリなど、負荷の高いアプリを閉じます。
- 画面を閉じるのではなく、PCをしばらく操作せずに置いて残量が増えるか確認します。
負荷を減らすと充電できる場合でも、普段使いには出力不足の可能性があります。
対処法5: 更新や設定変更は慎重に行う
メーカーによっては、USB-C充電や電源管理に関する更新が案内されることがあります。ただし、BIOSやファームウェアの更新中に電源が切れるとPCが起動しなくなるおそれがあります。
更新は、メーカーの案内があり、安定した電源を確保できる場合だけ行ってください。会社や学校から貸与されたPCでは、ドライバー、電源設定、BIOSを変更する前に管理者やIT担当者へ確認します。
解決しない場合
付属または推奨出力の充電器と対応ケーブルを使っても充電できない、残量が減り続ける、充電ポートが熱い、異音や焦げ臭さがある場合は、使用を中止してメーカーのサポート窓口へ相談してください。データが取り出せるうちに、必要なファイルはバックアップしておくと安心です。
FAQ
低速充電器の通知が出ても使い続けてよいですか?
発熱や破損がなく、残量が増えているなら一時的に使える場合があります。ただし充電が追いつかないことがあるため、推奨出力の充電器へ交換することをおすすめします。
USB-Cならどの充電器でもノートPCを充電できますか?
いいえ。USB-Cでも充電に対応しない製品や、PCには出力が足りない製品があります。PCの必要電力とUSB-C PD対応状況を確認してください。