Wordで文書を開いたのに白紙に見え、文字や画像が表示されないことがあります。特定のファイルだけで起きる場合と、どの文書でも起きる場合で確認する場所が異なります。
まずは元ファイルを変更しない確認から始め、表示設定や保護ビューを確認します。設定変更やOfficeの修復は、最後に進めてください。
まず確認すること
- 元のWordファイルをコピーし、コピーしたファイルで試す
- Wordをいったん終了し、もう一度起動する
- 同じファイルを別の場所へコピーして開く
- 新しい空白文書を作り、文字を入力して表示されるか確認する
- ファイルのサイズが極端に小さくなっていないか確認する
すぐわかる答え
新しい文書は正常で、特定のファイルだけが空白なら、その文書の表示状態や保存場所、内容の読み込みに問題がある可能性があります。すべての文書が白紙なら、Wordの表示設定やアドインを疑います。
考えられる原因
- 閲覧モードや下書き表示になり、内容が見えにくくなっている
- 保護ビューで開かれ、編集や表示が制限されている
- 文字色が白、または文字が非表示の書式になっている
- ネットワーク上やUSB内のファイルを正常に読み込めていない
- Wordのアドインや設定が表示を妨げている
- 保存時の中断などにより、ファイルの内容を読み込めていない
対処法1: 表示方法と文書内の文字を確認する
文書の内容が消えたのではなく、表示方法や文字の書式が原因で見えないことがあります。
- Word上部の[表示]で[印刷レイアウト]を選びます。
Ctrl+Aですべてを選択し、文字が選択状態になるか確認します。- 文字が選択される場合は、[ホーム]の文字色が白以外になっているか確認します。
- [ファイル]から印刷プレビューを開き、プレビューに内容が表示されるか確認します。
対処法2: 保護ビューと保存場所を確認する
メール添付、ダウンロードしたファイル、共有フォルダー内のファイルは保護ビューで開くことがあります。
- 文書上部に警告バーがある場合は、内容を信頼できるファイルか確認します。
- 信頼できる送信元なら[編集を有効にする]を選び、表示が変わるか確認します。
- ファイルをデスクトップなどPC内の場所へコピーしてから開きます。
- コピー後も空白なら、元ファイルを上書きせず次の方法を試します。
対処法3: 開いて修復を試す
特定のWordファイルだけが空白で、ファイルサイズもある場合は、Wordの修復機能で開けることがあります。
- Wordの[ファイル]から[開く]を選び、対象ファイルを指定します。
- [開く]ボタン横のメニューから[開いて修復]を選びます。
- 内容が表示されたら、別名で保存します。
注意: 修復後のファイルは、元の書式や一部の内容が変わることがあります。必ずコピーしたファイルで試し、元ファイルは残してください。
対処法4: Wordをセーフモードで開き、アドインを確認する
どの文書も表示されない場合は、アドインが影響していることがあります。
Ctrlキーを押しながらWordを起動し、セーフモードで開きます。- 文書が正常に表示されるか確認します。
- 正常なら、Wordのオプションにあるアドイン設定で、最近追加したものから無効にして確認します。
注意: 会社や学校で指定されたアドインは、勝手に無効にしないでください。業務用の機能が使えなくなることがあります。
解決しない場合
コピーしたファイルでも内容が表示されず、別のPCでも同じ場合は、ファイル自体を正常に読み込めない状態の可能性があります。以前の版、バックアップ、メール添付時の元ファイルがあれば確認してください。
すべてのWord文書で発生する場合は、Officeの修復が必要になることがあります。ただし、会社・学校の管理PCでは設定変更や修復を行う前に、管理者やサポート窓口へ相談してください。
FAQ
Wordは開くのに文字だけ表示されない場合は?
[表示]を印刷レイアウトに戻し、Ctrl+Aで文字が選択されるか確認してください。文字色や非表示書式が原因のことがあります。
ファイルを開くと空白でも、ファイルサイズが大きいのはなぜですか?
画像や変更履歴などのデータが残っている場合があります。まずコピーを作成し、[開いて修復]で内容を読み込めるか確認します。