PDFを開こうとしたときに「アクセスが拒否されました」などのエラーメッセージが表示され、Adobe Acrobat Readerやブラウザーで内容を確認できないことがあります。
元のPDFを上書きせず、保存場所や別のPDFを確認する方法から始め、必要な場合だけ権限や保護モードの設定へ進みます。
まず確認すること
- PDFを開いているアプリを終了し、もう一度起動する
- 同じアプリで別のPDFが開くか確認する
- 対象のPDFをコピーし、コピーしたファイルで試す
- メールやWebから入手したPDFは、いったんPC内に保存してから開く
- ファイル名や保存先が長すぎないか確認する
すぐわかる答え
特定のPDFだけ開かない場合はファイル側や保存先の権限、すべてのPDFが開かない場合はAdobeなど閲覧アプリ側の設定を優先して確認します。
考えられる原因
- 共有フォルダーやUSBメモリへのアクセス権がない
- ダウンロードしたPDFがWindowsによって制限されている
- PDFの保存やダウンロードが完了していない
- Adobeの保護モードと保存場所の組み合わせに問題がある
- PDFに閲覧制限やパスワードが設定されている
対処法1: PDFをPC内へコピーする
共有フォルダーや外部メディア上のPDFは、保存場所の権限が原因で開けないことがあります。
- PDFを右クリックしてコピーします。
- 「ドキュメント」など自分が保存できる場所へ貼り付けます。
- コピーしたPDFを開きます。
- 必要なら、短いファイル名に変更して再確認します。
コピー自体が拒否される場合は、元の保存場所に対する権限がありません。所有者や管理者へ確認してください。
対処法2: ファイルの状態と権限を確認する
- PDFを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
- ファイルサイズが0バイトになっていないか確認します。
- 「全般」にブロック解除や許可に関する項目が表示されている場合は、内容を確認して許可します。
- 「セキュリティ」で自分に読み取り権限があるか確認します。
注意: 仕事や学校のPCでは、権限を自分で変更しないでください。管理上の制限である可能性があります。
対処法3: 別の閲覧方法で切り分ける
PDFをブラウザーへドラッグして開くか、右クリックして別のPDF対応アプリを選びます。
別のアプリでは開ける場合、PDFそのものではなくAdobe側の問題が考えられます。Adobeを再起動し、利用できる更新があれば適用してから確認してください。
対処法4: Adobeの保護モードを確認する
すべてのPDFではなく、特定の保存場所にあるPDFだけ開かない場合は、保護モードが関係することがあります。
- Adobeの環境設定を開き、セキュリティ関連の項目を確認します。
- 保護モードを一時的に無効にして、同じPDFが開くか試します。
- 確認後は保護モードを元に戻します。
注意: 保護モードを無効にすると安全性が下がります。出所が不明なPDFでは試さず、管理されたPCでは管理者の許可を受けてください。
解決しない場合
特定のPDFだけがどのアプリでも開かない場合は、送信者に再送を依頼するか、Officeから作成したPDFなら元文書から別名で再出力します。元ファイルは上書きせず、バックアップを残してください。
複数のPDFで同じ症状が続く場合や、権限変更を求められる場合は作業を止め、PCの管理者、メーカー、利用中アプリのサポート窓口へ相談してください。
FAQ
ブラウザーでは開けるのにAdobeでは開けないのはなぜですか?
Adobeの設定、更新状態、保護モードが影響している可能性があります。再起動と更新を確認してから設定を見直します。
「アクセス拒否」と表示されたPDFは壊れていますか?
権限や保存場所が原因の場合もあるため、表示だけでは判断できません。PC内へコピーし、別のアプリでも開けないか確認してください。

