Windows 11で「自動修復を準備しています」や「PCを診断中です」と表示された後、再起動を繰り返して通常起動できない場合は、回復画面からセーフモードに入れることがあります。
まずは周辺機器や回復キーを確認し、画面に表示される回復メニューから安全に進めます。設定変更や更新プログラムの削除は、セーフモードに入れた後に行います。
まず確認すること
- USBメモリ、外付けSSD、プリンターなど、必要のない周辺機器を取り外します。
- ノートPCはACアダプターを接続し、途中で電源が切れない状態にします。
- BitLockerの回復キーを求められたときに備え、別の端末で確認できるようにします。
- 画面に「詳細オプション」が表示されている場合は、すぐに電源を切らず、その項目を選びます。
すぐわかる答え
自動修復ループ中は、詳細オプション → トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定の順に進み、再起動後に「4」または「F4」を押すとセーフモードを選べます。
考えられる原因
- 直前に適用されたWindows Updateやドライバーの影響
- 起動時に動くアプリやセキュリティソフトの不具合
- 接続したUSB機器や外付けドライブによる起動の妨げ
- システムファイルや起動に必要な設定の破損
- ストレージの空き容量不足やディスクの問題
対処法1: 回復画面からセーフモードを選ぶ
「自動修復でPCを修復できませんでした」などの画面が出たら、次の順で進みます。
- 詳細オプションを選びます。
- トラブルシューティングを選びます。
- 詳細オプションを選びます。
- スタートアップ設定を選び、再起動を選びます。
- 再起動後の一覧で、4またはF4を押します。
インターネット接続も必要な確認をする場合は「5」または「F5」のセーフモードとネットワークを選べます。ただし、まずは通常のセーフモードで起動できるか確認するほうが安全です。
対処法2: サインイン方法を確認する
セーフモードではPINではなく、Microsoftアカウントまたはローカルアカウントのパスワードが必要になることがあります。普段PINだけでサインインしている場合は、パスワードを確認してから進めてください。
BitLockerの回復キー入力画面が出た場合は、推測で何度も入力せず、表示された回復キーIDを確認して正しいキーを用意します。
対処法3: セーフモードで直前の変更を戻す
セーフモードでデスクトップが表示された場合は、通常起動を妨げている要因を一つずつ切り分けます。
- PCを一度再起動し、通常起動に戻るか確認します。
- 改善しない場合は、直前に追加したアプリやセキュリティソフトがあれば削除を検討します。
- 更新直後から不具合が始まった場合は、回復画面の更新プログラムのアンインストールで最新の更新を削除する方法があります。
注意: 更新プログラムの削除はセキュリティや機能に影響することがあります。原因の切り分けとして行い、通常起動後はWindows Updateの状態を確認してください。
対処法4: セーフモードの項目が見つからない場合
「スタートアップ設定」が表示されないときは、回復画面の詳細オプションにある「スタートアップ修復」や「更新プログラムのアンインストール」を確認します。
電源ボタンによる強制終了を何度も繰り返すと、状態が悪化したり作業中のデータが失われたりすることがあります。回復画面が表示されている間は、画面上のメニューから操作してください。
解決しない場合
セーフモードにも入れない、BitLocker回復キーが確認できない、ディスクエラーの表示が出る場合は、無理に初期化を進めないでください。初期化や再インストールはデータに影響するため、必要なファイルのバックアップ可否を確認してから行います。
会社や学校のPCは、管理者の設定や暗号化が関係することがあります。管理者または社内のサポート窓口へ相談してください。個人用PCで修復画面から進めない場合は、PCメーカーのサポートや修理窓口への相談が安全です。
FAQ
セーフモードではPINでサインインできますか?
使えない場合があります。Microsoftアカウントまたはローカルアカウントのパスワードを入力してください。
F4を押してもセーフモードにならないのはなぜですか?
ノートPCではFnキーとの同時押しが必要な場合があります。また、再起動後のスタートアップ設定画面が表示されてからキーを押してください。