Windows 11

Windows 11でDISMのソースファイルが見つかりませんでしたと出るときの確認手順

DISMで「ソースファイルが見つかりませんでした」や0x800f081fが出る場合に、Windows Updateの確認から一致する修復元の指定まで順に説明します。

対象環境: Windows 11、管理者権限でのDISMとWindows Update 最終更新: 2026年7月30日 難易度: むずかしい リスク: 中

Windows 11でDISMの「ソースファイルが見つかりませんでした」やエラーコード「0x800f081f」が表示される場合、破損したシステムファイルを修復するためのデータをDISMが取得できていない状態です。

まずはWindows Updateや再起動など安全な確認から進め、改善しないときだけインストールメディアを修復元として指定します。作業中のファイルは保存してから操作してください。

まず確認すること

  • PCを再起動し、再起動待ちの更新がないか確認する
  • インターネットに接続でき、VPNやプロキシを一時的に使っていないか確認する
  • Windows Updateに保留中の更新やエラーがないか確認する
  • コマンドを管理者として実行しているか確認する

すぐわかる答え

多くの場合は、Windows Updateから修復用ファイルを取得できないことが原因です。更新を完了してからDISMを再実行し、それでも失敗するときは、PCに合うWindows 11のインストールメディアを修復元に指定します。

考えられる原因

  • Windows Updateが停止中、または更新の再起動待ちになっている
  • ネットワーク、VPN、プロキシなどが更新サーバーへの接続を妨げている
  • 会社や学校の管理設定により、Windows Updateからの取得が制限されている
  • 指定したISOファイルがWindowsのエディション、言語、更新状態と一致していない
  • 修復元として指定したinstall.wimまたはinstall.esdの場所や番号が違う

対処法1: Windows Updateを完了して再起動する

DISMは通常、Windows Updateを修復元として使います。まず更新を完了させてください。

  1. 「スタート」から「設定」を開きます。
  2. 「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」を選びます。
  3. 表示された更新をインストールし、再起動を求められたら再起動します。
  4. 再起動後、管理者として開いたターミナルで次のコマンドを実行します。DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

対処法2: 管理者のターミナルでコマンドを実行し直す

通常の権限で実行すると、修復処理が正しく進まないことがあります。コピー時に文字や記号が変わっていないことも確認します。

  1. 「スタート」を右クリックします。
  2. 「ターミナル(管理者)」を選びます。
  3. 確認画面が出たら許可します。
  4. DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthを入力して実行します。
  5. 完了後に、sfc /scannowも実行します。

対処法3: 接続や管理設定を確認する

Windows Updateに接続できないと、DISMは必要なソースファイルを取得できません。自宅のPCでは、VPNやプロキシを使っている場合だけ一時的に切断して再実行します。

会社や学校から支給されたPCでは、勝手に管理設定を変更しないでください。更新サーバーが組織内に設定されている場合があるため、管理者にDISMの修復元を確認するのが安全です。

対処法4: 一致するインストールメディアを修復元にする

ここからは少し難しい操作です。別のWindows版本や異なる言語・エディションのISOを指定すると修復できません。大切なデータをバックアップしてから行ってください。

  1. 使用中のPCに合うWindows 11のISOを用意し、ISOファイルを右クリックして「マウント」を選びます。
  2. エクスプローラーで、マウントしたドライブ内の「sources」フォルダーを開き、install.wimまたはinstall.esdがあるか確認します。
  3. 管理者のターミナルで、ファイルの種類に合わせて次の形式で実行します。D:はマウントしたドライブ文字に置き換えます。DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:wim:D:\sources\install.wim:1 /LimitAccess
  4. install.esdの場合は、wimをesdに読み替えます。番号が合わない場合は、ISO内のエディション番号を確認する必要があります。

注意:「/LimitAccess」を付けるとWindows Updateは使われません。ISOが一致していない場合は、付けたまま何度も試さず、ISOの種類を見直してください。

解決しない場合

同じエラーが続く場合は、インストールメディアと現在のWindowsの組み合わせが合っていない、またはWindows Updateの構成自体に問題がある可能性があります。仕事用・学校用PCは管理者へ相談してください。

個人用PCでは、重要なデータをバックアップしたうえで、Windowsの修復インストールを検討します。操作に不安がある場合は、PCメーカーのサポート窓口へ状況と表示されたエラーコードを伝えるとスムーズです。

FAQ

DISMのエラー0x800f081fは何を意味しますか?

修復に必要なソースファイルを見つけられない、または取得できない状態を示すことが多いエラーです。Windows Updateの状態と、指定した修復元を確認してください。

SFCだけ実行してもよいですか?

SFCで改善する場合もありますが、SFCが修復元を必要とする場合があります。DISMを先に成功させてからSFCを実行する順番が一般的です。