OneDrive / Outlook

OneDriveでこの場所は同期できませんと出るときの対処法

OneDriveで「この場所は同期できません」と表示される原因を確認し、パスの長さ、保存場所、名前の制限、同期設定を安全な順に見直す方法を解説します。

対象環境: WindowsのOneDrive、Microsoftアカウントまたは職場・学校アカウント、同期対象のファイルとフォルダー 最終更新: 2026年7月31日 難易度: ふつう リスク: 中

OneDriveで「この場所は同期できません」と表示される場合、同期しようとしているフォルダーの場所や名前、パスの長さがOneDriveの条件に合っていないことがあります。フォルダーを同期できず、ファイルにエラーの印が付くこともあります。

まずはOneDriveの状態と対象フォルダーを確認し、問題がなければ保存場所やフォルダー名を見直します。アカウントの解除やファイル削除は、最後に慎重に行ってください。

まず確認すること

  • インターネットに接続でき、OneDriveが一時停止中になっていないか確認する
  • 通知領域のOneDrive雲アイコンに赤いエラー印が出ていないか確認する
  • OneDriveに正しいMicrosoftアカウント、または職場・学校アカウントでサインインしているか確認する
  • OneDriveの空き容量が不足していないか確認する
  • 対象のファイルやフォルダーを、ブラウザー版OneDriveで開けるか確認する

すぐわかる答え

このエラーは、OneDriveフォルダーの外にある場所を直接同期しようとしている、またはフォルダー階層や名前が長すぎる場合に起こりやすい症状です。対象をOneDriveフォルダー内へ移すか、名前と階層を短くすると改善することがあります。

考えられる原因

  • 同期したいフォルダーがOneDriveの同期対象として指定できない場所にある
  • フォルダー階層が深く、パスが長すぎる
  • ファイル名またはフォルダー名に使用できない記号が含まれている
  • デスクトップ、ドキュメント、ピクチャのバックアップ設定に競合がある
  • OneDriveの容量不足、サインイン切れ、または同期の一時停止が起きている

対処法1: 同期状態を確認する

最初に、OneDrive自体が正常に動いているか確認します。雲アイコンの状態により、ファイルがオンライン専用、端末に保存済み、同期中、またはエラー中かを判断できます。

  1. 画面右下の通知領域にあるOneDriveの雲アイコンを選びます。
  2. 「同期は一時停止されています」と表示される場合は、再開します。
  3. サインインを求められる場合は、普段使っているアカウントでサインインします。
  4. エラー一覧が表示される場合は、対象ファイル名と内容を確認します。

対処法2: 保存場所をOneDriveフォルダー内にする

OneDriveは、任意の場所にあるフォルダーをそのまま同期できるわけではありません。通常はOneDriveフォルダー内に置いたファイルやフォルダーが同期されます。

  1. エラーになっているフォルダーをエクスプローラーで開きます。
  2. 左側の「OneDrive」を開き、保存先を確認します。
  3. 対象フォルダーをOneDriveフォルダー内へコピーします。
  4. コピー後に雲アイコンの表示が変わり、同期が始まるか確認します。

注意: 元のフォルダーをすぐに削除しないでください。OneDrive上と端末上の両方でファイルを開けることを確認してから、不要な重複を整理します。

対処法3: パスと名前を短くする

フォルダーの中にさらに多くのフォルダーがあると、保存先までのパスが長すぎて同期できないことがあります。特に、長い案件名や日付入りのフォルダーを何階層も作っている場合に起きやすい問題です。

  1. 同期できないファイルを、OneDriveフォルダーに近い浅い場所へ一時的に移動します。
  2. 親フォルダーやファイル名を短く変更します。
  3. \ / : * ? " < > | などの記号が名前に含まれていないか確認します。
  4. 同期が完了したら、必要に応じてフォルダー構成を整理します。

対処法4: フォルダーのバックアップ設定を見直す

デスクトップ、ドキュメント、ピクチャをOneDriveでバックアップしている場合、保存場所の変更や別の同期アプリとの併用で競合することがあります。

  1. OneDriveの雲アイコンから設定を開きます。
  2. バックアップに関する項目で、対象フォルダーの状態を確認します。
  3. エラーが出ているフォルダーを別の同期サービスでも管理していないか確認します。
  4. 設定変更が必要な場合は、先に重要なファイルをOneDriveのWeb画面や別の保存先で確認します。

注意: バックアップを停止したり保存場所を変更したりすると、デスクトップなどに見えていたファイルの場所が変わることがあります。内容を確認せずにフォルダーを削除しないでください。

解決しない場合

OneDriveのリンク解除や再設定で改善する場合もありますが、同期済みファイルの扱いを誤ると端末上のファイルが見つからなくなるおそれがあります。先にWeb版OneDriveで重要なファイルが存在することを確認し、必要なら別の場所へバックアップしてください。

職場・学校のOneDriveでは、管理者が同期できる場所やフォルダーのバックアップを制限していることがあります。設定を大きく変える前に、社内の管理者やサポート窓口へ確認してください。

FAQ

ファイルは開けるのに同期エラーになるのはなぜですか?

端末内のファイルは開けても、OneDriveへ送る際に名前、パスの長さ、容量、通信状態の問題でエラーになることがあります。雲アイコンのエラー内容を確認してください。

OneDriveのリンクを解除しても大丈夫ですか?

解除前にWeb版OneDriveでファイルがそろっていることを確認してください。職場・学校アカウントでは管理上の制限もあるため、自己判断で解除せず管理者に相談するのが安全です。