OneDriveで「パスが長すぎます」と表示され、ファイルを同期できない、またはアップロードできないことがあります。多くは、ファイル名だけでなく、保存先フォルダーを含めた全体の名前が長くなりすぎている状態です。
まずは同期状態と問題のファイルを確認し、次にフォルダー名やファイル名を短くします。アカウントの解除やファイル削除は、必要になるまで行わないでください。
まず確認すること
- OneDriveの雲のアイコンに赤い×印やエラー表示が出ていないか確認します。
- インターネットに接続され、OneDriveで正しいアカウントにサインインしているか確認します。
- 同期が一時停止になっていないか確認します。
- OneDriveの空き容量が不足していないか確認します。
- エラーが出るファイルやフォルダー名を控え、OneDriveのWeb画面でも表示できるか確認します。
すぐわかる答え
最も多い原因は、深いフォルダー階層と長いファイル名の組み合わせです。問題のファイルをOneDrive内の浅い場所へ移動し、フォルダー名とファイル名を短くすると同期できることがあります。
考えられる原因
- フォルダーの中にさらにフォルダーを作り、保存先までの階層が深くなっている。
- ファイル名やフォルダー名に説明文、日付、版番号などを多く入れている。
- ファイル名にOneDriveで使用できない文字が含まれている。
- メール添付ファイルなどを、長い名前のまま何度も別フォルダーへ保存している。
- 同期エラーのあるフォルダー内に、問題のファイルが残っている。
対処法1: 同期エラーの対象を特定する
先に対象を絞ると、関係ないファイルを移動したり名前を変えたりせずに済みます。
- 通知領域のOneDriveアイコンを選びます。
- 「同期の問題」やエラー一覧が表示される場合は開きます。
- 「パスが長すぎます」と表示されるファイルまたはフォルダーを確認します。
- エラー一覧に出ない場合は、最近追加したファイルや同期マークがエラーになっている項目を探します。
雲のマークだけのファイルはオンラインのみ、緑のチェックは端末にも保存済み、循環する矢印は同期中、赤い×印はエラーの目安です。
対処法2: ファイルを浅いフォルダーへ移動する
パスはファイル名だけではなく、OneDriveフォルダーから保存先までのすべてのフォルダー名を含みます。まずは階層を減らします。
- エラーのファイルを右クリックし、コピーを作成します。
- OneDrive直下、または「ドキュメント」など浅い場所に一時フォルダーを作ります。
- コピーしたファイルを一時フォルダーへ移動します。
- 同期が始まるか確認します。
- 同期できた場合は、元の深いフォルダーを整理してから必要な場所へ戻します。
移動前にコピーを作っておくと、作業中に元ファイルを見失うリスクを減らせます。
対処法3: ファイル名とフォルダー名を短くする
長い説明はファイル名に詰め込まず、必要ならファイルの中や別のメモに残します。親フォルダーの名前も見直してください。
- ファイル名を短い内容に変更します。
- 親フォルダー名も短くし、似た名前のフォルダーが何段も続いていないか確認します。
- 末尾に付いた「コピー」「最終版」「最新版」などが重複している場合は整理します。
- 名前を変えた後、OneDriveのエラー表示が消えるか確認します。
拡張子は残してください。たとえばPDFなら「報告書.pdf」のように、最後の「.pdf」を消さないようにします。
対処法4: 使用できない文字を確認する
ファイル名が短くても、使用できない文字があるとOneDriveでこのファイルを同期できないことがあります。
\、/、:、*、?、"、<、>、|は使わないでください。- 名前の末尾に半角スペースやピリオドを付けないようにします。
- フォルダー名にも同じ制限があります。
記号を「-」や「_」に置き換え、再度同期を確認します。
解決しない場合
Web版OneDriveでも同じファイルを開けない、または移動・名前変更ができない場合は、共有元や同期元に問題がある可能性があります。職場や学校のOneDriveでは、管理者の保存ルールや同期制限が適用されていることもあります。
OneDriveのリンク解除、同期フォルダーの変更、ローカルファイルの削除は、ファイルが端末だけに残っている場合に失うおそれがあります。実行前にWeb版でファイルが存在することを確認し、不安な場合は管理者やサポート窓口へ相談してください。
FAQ
ファイル名を短くしても直らないのはなぜですか?
親フォルダーの名前や階層が長い可能性があります。OneDrive直下の浅い場所へ移動して、同期できるか確認してください。
エラーのファイルを削除しても大丈夫ですか?
すぐに削除せず、先にコピーを作成し、Web版OneDriveにも同じファイルがあるか確認してください。同期中の削除はクラウド側にも反映される場合があります。