OutlookでIMAPアカウントを追加できない、追加後にメールを受信できない、または送受信エラーが表示される場合は、メールアドレスやパスワードだけでなく、メール提供元の認証設定が原因になっていることがあります。
まずは通信やWebメールの状態を確認し、その後に受信・送信サーバーの設定を見直します。既存のアカウントを削除する操作は最後まで行わないでください。
まず確認すること
- PCがインターネットに接続され、Webサイトを開けるか確認します。
- ブラウザーでメール提供元のWebメールにサインインできるか確認します。
- メールアドレスとパスワードを、全角・半角や入力ミスを含めて確認します。
- Outlookにエラー表示や「パスワードが必要です」などの案内が出ていないか確認します。
- メールボックスの保存容量が上限に達していないか、Webメール側で確認します。
すぐわかる答え
最も多い原因は、IMAP・SMTPサーバー名、暗号化方式、ポート番号、または通常のパスワードでは使えない認証設定です。まずメール提供元の案内とOutlookの入力内容を照合してください。
考えられる原因
- メールアドレスまたはパスワードが違っている。
- メール提供元でIMAP利用が無効になっている。
- 受信サーバーと送信サーバーの名前、暗号化方式、ポート番号が合っていない。
- 2段階認証を使っており、アプリ用パスワードが必要になっている。
- 送信サーバーの認証が有効になっていない。
- 職場・学校のメールで、管理者の利用制限がかかっている。
対処法1: Webメールでログインと受信を確認する
Outlookの設定を変える前に、メールアカウントそのものが使える状態か確認します。
- ブラウザーでメール提供元のWebメールを開きます。
- 同じメールアドレスとパスワードでサインインします。
- 新着メールを受信できるか、保存容量が不足していないか確認します。
- ログインできない場合は、Outlookではなくメール提供元でパスワード再設定や利用制限の確認を行います。
対処法2: IMAPとSMTPの設定を確認する
自動設定で追加できない場合は、メール提供元が案内している手動設定を確認します。別の会社の設定を流用しないでください。
- メール提供元の案内で、IMAPの受信サーバー名とSMTPの送信サーバー名を確認します。
- それぞれのポート番号と、SSL/TLSなどの暗号化方式を確認します。
- Outlookのアカウント追加画面で「詳細設定」または手動設定を選び、案内どおりに入力します。
- 送信サーバーで「送信サーバーは認証が必要」の設定が必要か確認します。
対処法3: パスワードではなく認証方法を見直す
Webメールには入れるのにOutlookへ追加できないときは、2段階認証や外部メールアプリの制限を確認します。
- メール提供元のアカウント設定で、IMAPアクセスが許可されているか確認します。
- 2段階認証を有効にしている場合は、アプリ用パスワードが必要か確認します。
- 通常のパスワードではなくアプリ用パスワードを発行する案内がある場合だけ、それをOutlookに入力します。
- 古い認証方式を停止しているメールサービスでは、提供元が指定する認証方式を使います。
対処法4: Outlookを再起動してから追加し直す
一時的な接続状態や保存済みの入力情報が影響することもあります。アカウント削除はせず、まずOutlookを閉じて試します。
- Outlookを完全に終了します。
- PCを再起動し、インターネット接続を確認します。
- Outlookを開き、IMAPアカウントの追加をもう一度行います。
- 追加できた後に受信できない場合は、送受信を実行し、表示されるエラー番号を控えます。0x800CCC0Eはサーバーへの接続設定や通信を確認する目安になります。
解決しない場合
既存アカウントの削除、Outlookプロファイルの作り直し、メールデータの削除は、表示できなくなるメールが出るおそれがあるため、設定内容や必要なメールを確認してから行ってください。職場・学校のアカウントでは、IMAPが管理者により禁止されている場合があります。会社の管理者やメール提供元のサポート窓口に、表示されたエラーと利用しているメールアドレスの種類を伝えて確認するのが安全です。
FAQ
IMAPとPOPはどちらを選べばよいですか?
複数の端末で同じメールを確認したい場合は、通常はIMAPを選びます。メール提供元が指定している方式がある場合は、その案内を優先してください。
追加はできたのにメールを受信できません。
Webメールで新着メールがあるか、Outlookがオフラインになっていないか、受信サーバー設定とメールボックス容量を確認してください。