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Windows 11でBluetoothヘッドセット使用時に音質が悪くなる原因と確認手順

Bluetoothヘッドセットで音がこもる、途切れる、通話中だけ音質が下がる場合に、接続状態、マイク使用、再ペアリング、ドライバーを順に確認する手順です。

対象環境: Windows 11、Bluetoothヘッドセット・イヤホン、Bluetoothアダプター 最終更新: 2026年8月10日 難易度: ふつう リスク: 中

Windows 11でBluetoothヘッドセットを使うと、音がこもる、低音質になる、通話を始めた途端に音楽の音が悪くなることがあります。特にヘッドセットのマイクを使う場面では、故障ではなくBluetoothの動作方式が原因の場合があります。

まずは距離や接続先などの簡単な確認を行い、その後に音声出力、再ペアリング、ドライバーの順で確認します。設定を大きく変更する操作は最後に行ってください。

まず確認すること

  • ヘッドセットの充電残量が十分か確認する
  • PCとヘッドセットを近づけ、間に壁や金属製の机などがない状態で試す
  • ヘッドセットがスマートフォンなど別の機器にも接続されていないか確認する
  • Windowsの機内モードがオフで、Bluetoothがオンになっているか確認する
  • ヘッドセットとPCをいったん再起動する

すぐわかる答え

通話や会議でヘッドセットのマイクを使ったときだけ音質が悪くなる場合は、通話用の音声モードに切り替わっている可能性が高いです。音楽再生向けの高音質モードと、マイクを同時に使う通話モードは別の動作になることがあります。

考えられる原因

  • マイク使用時に通話用プロファイルへ切り替わっている
  • 音声の出力先がヘッドセットではなく別の機器になっている
  • 電波干渉や距離の影響で音が途切れている
  • ペアリング情報が不安定になっている
  • Bluetoothアダプターのドライバーが古い、または正常に動作していない
  • ヘッドセットまたはPCがLE Audioに対応しておらず、従来方式で接続されている

対処法1: 音声の出力先とマイクを確認する

会議アプリや通話アプリでは、音の出力先とマイク入力先を個別に選べることがあります。Windows側とアプリ側の両方を確認します。

  1. タスクバー右側の音量アイコンを選び、音声出力が使用中のBluetoothヘッドセットになっているか確認します。
  2. 「設定」から「システム」→「サウンド」を開き、出力と入力に選ばれている機器を確認します。
  3. 会議アプリを使用している場合は、アプリの音声設定でもスピーカーとマイクを確認します。
  4. 音楽を高音質で聴きたいときは、不要な通話アプリを終了し、ヘッドセットのマイクを使わない状態で変化があるか試します。

マイクを使うと音質が下がり、マイクを使わなければ改善する場合は、ヘッドセットの故障とは限りません。通話中は音楽用の高音質再生よりも、会話を優先した音になることがあります。

対処法2: 接続状態と電波干渉を確認する

Bluetoothは周囲の電波やUSB機器の影響を受けることがあります。特にPC背面のUSBポート付近に機器が多い場合は注意してください。

  1. ヘッドセットをPCの近くに置き、数分間音楽を再生します。
  2. USBハブ、外付けストレージ、無線機器を一時的にPCから離して変化を確認します。
  3. Wi-Fiルーターの近くで使っている場合は、場所を少し変えて試します。
  4. 改善した場合は、Bluetoothアダプターの位置やPCの置き場所を変えることを検討します。

対処法3: ヘッドセットを削除して再ペアリングする

接続はできていても、保存されているペアリング情報が不安定な場合があります。再ペアリングではヘッドセットの登録をやり直します。

  1. 「設定」から「Bluetoothとデバイス」を開きます。
  2. 対象のヘッドセットを選び、デバイスの削除を実行します。
  3. ヘッドセットをペアリングモードにします。
  4. Windowsで「デバイスの追加」を選び、Bluetoothからヘッドセットを登録します。
  5. 再接続後に、音楽再生時と通話時の両方を確認します。

削除すると、そのヘッドセットは一度接続し直すまで使えません。ペアリング方法が不明な場合は、ヘッドセットの説明書を確認してください。

対処法4: BluetoothアダプターとLE Audio対応を確認する

Windows UpdateやPCメーカー提供の更新で、Bluetoothアダプターの安定性が改善することがあります。また、LE AudioはPC側とヘッドセット側の両方が対応していなければ利用できません。

  1. 「設定」→「Windows Update」を開き、保留中の更新がないか確認します。
  2. PCメーカー製のBluetoothドライバーが提供されている場合は、機種に合ったものか確認します。
  3. LE Audioを使いたい場合は、ヘッドセットの仕様とPCのBluetoothアダプターの仕様を確認します。
  4. 更新後はPCを再起動し、音質を確認します。

注意: デバイスマネージャーでBluetoothドライバーを削除する操作は、接続できなくなる場合があります。会社や学校のPCでは管理者の制限があるため、勝手に削除せず管理者に確認してください。

解決しない場合

別のスマートフォンやPCでも同じように音が悪い場合は、ヘッドセット本体の不具合や仕様の可能性があります。メーカーのサポート窓口に相談してください。特定のPCだけで発生し、再ペアリングや更新でも改善しない場合は、PCメーカーまたは社内・学校の管理者にBluetoothアダプターの状態を確認してもらうのが安全です。

FAQ

通話中だけ音楽の音質が悪くなるのは故障ですか?

故障とは限りません。ヘッドセットのマイクを使うと、Bluetoothが通話向けの音声モードになり、音楽再生時より音質が下がることがあります。

BluetoothイヤホンがLE Audio対応なら必ず高音質になりますか?

いいえ。イヤホンだけでなく、PCのBluetoothアダプターとWindows側も対応している必要があります。対応していない組み合わせでは従来の接続方式になります。